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[左・著者]シモーヌ・リープスター
[右・夫]マックス・リープスター
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プロフィール
1930年、フランスのアルザス生まれ。1940年のドイツによるアルザス占領後、聖書研究者(Bibelforscher)としてナチスの迫害を受けた。父と母は強制収容所に入れられ、本人も良心に従ってナチ式敬礼を行わなかったために中等学校から放校処分を受け、その後ナチスの再教育施設であるヴェッセンベルク教護院に強制送致された。そして、1945年に解放されるまでの約2年、施設での厳しい生活を生き抜いた。戦後、渡米して知り合ったマックス・リープスターと1956年に結婚。現在フランスに在住。 |
シモーヌからのメッセージ
−日本語版の読者の皆さまへ−
英語版のFacing The Lion が米国で出版されてから三年が経ちました。その間に、本書はヨーロッパで出版され、今こうして日本語版が出版されることを、私はほんとうに嬉しく思っています。こうした物事の進展は、ずいぶん昔のことになりましたが、まだ子どもだった私が"ライオン"の前に立ったときには想像もできなかったことです。私はこの本を書くことで過去に引き戻され、当時の記憶と感情をすべて思い起こしていきました。過去をさかのぼって自分の内奥で経験したことを探っていくうちに、両親に対する愛と感謝の気持ちがより深いものになりました。家族の試練の時に、両親が私を巧みに導いてくれていたことを実感したからです。血気盛んな女の子だった私が不公平に直面して怒りを燃え上がらせたときにも、母は私が道を誤らないよう助ける方法を知っていました。こうした訓練が私の生涯を通じて役に立ってきたのだと、今よく分かります。 私の訪れたことのない国でこの体験談を読んでいただけるのはたいへん光栄なことです。文化の違いがあったとしても、本書が読者の皆さんに、自分にとっての"ライオン"に立ち向かう勇気と強さを与えるものとなるよう、私は心から願っています。
シモーヌ・アルノルド・リープスター
2003年4月 |
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